NSR500 製作記 その4
今回で完成までもっていきます。
まずはフレーム。
資料を見ると大きな溶接跡がありますので溶きパテで再現します。
キットにはうっすらとモールド(パーティングライン?)がありますが、塗装したら目立たなくなりそうだったので加工。
この加工以外は素組みです。
塗装してこんな感じ。
エンジンは細かく色分けすることで密度が一気に高くなります。
キット自体の完成度が高いので塗装するだけで十分なディティールアップになりますね。
メカ類に使った主な塗料。
キットの指定はタミヤカラーなので、ラッカー塗料で塗装する場合は自分で使う塗料を選ぶ必要があります。
Mrカラーの8番のシルバーは金属感が強く、私のお気に入りです。
飛びますが、パーツを組んでメカが完成^^;
丁寧に色分けをした効果もあり質感の表現はイメージ以上に良くできました。
個人的には大満足な出来です。
そしてカウルを取り付けて…
NSR500 完成です!
今回の制作は失敗した部分も多かったですが、その分学んだ部分も多かったです。
完成まで時間もかかったし思い出に残るキットになりました。
次作るのもバイク…と言いたいところですが、別に作りたいものがあるのでバイクはしばらくお預け。
でも近いうちにまた挑戦しますよ!
NSR500 製作記 その3
温かい飲み物が恋しい季節になりましたが皆さまいかかがお過ごしでしょうか。
随分久々の更新になりますが、作るのをサボっていたからではなく超スローペースで作っていたのが原因です。
模型以外にもやらなければいけないことはもちろんあるので、その息抜きとして進めています。
前回はサフ吹きまで終わったところでした
まずはホワイトの塗装。
ガイアノーツのEXホワイトです。隠ぺい力が素晴らしい。
そしてマスキングして赤の塗装。
塗り分け用のマスキングシートがキットに付属しているので難易度はそれほど高くありません。
使用している赤は、タミヤの缶スプレーのイタリアンレッド(TS-8)。
一度瓶に移してからエアブラシで塗装しています。
マスキングをする前に一層クリアーを吹いておくと、赤の吹きこぼれがあってもコンパウンドやナイフで修正することができます。
案の定マスキングの失敗はあったので今回はそれに助けられました^^;
そしてデカール貼り&クリアー塗装。
今回はここでかなり苦戦しました。
青の帯の部分はデカールによる表現なのですが、面の形状が複雑なので綺麗に貼るのはかなり難しいです。
実際かなり破けてしまいました。
そこの失敗は塗装でリカバーしています。
Mrカラーのフタロシアニンブルー(322番)がデカールとほぼ同じ色なので、この色をマスキングして塗っています。
ですので結局はほとんどが塗装による表現になってしまいました。
上手く修正できたのでいいですが、複雑な面へのデカール貼りは今後の課題ですね。
その他の失敗した部分は筆でタッチアップしています。
クリアー塗装はある程度の厚みが欲しいので4回に分けて行います。
クリアーが乾燥したら1200番のペーパーで研ぎ出ししてデカールと塗装面との段差を無くします。
そして最後にもう一層クリアーを吹いてコンパウンドをかけて仕上げです。
今回はかなり失敗はしましたが、時間をかけて修正したおかげで、パッと見では失敗が分からないレベルまで取り戻すことができました。
失敗してもめげないことと修正する根気が大切だなと改めて実感しました。
あとは非常に楽しみなメカ部分の製作です^_^
NSR500 製作記 その2
お久しぶりです。
最近まとまった時間がなかったのでちまちま進めていました。
今回はカウルの下地処理です。
まずはカウルの裏側に黒を塗ります。
これは透け防止と後々カウルの裏を黒くすることを考えての作業でしたが、正直やらなくてもあまり変わりません^^;;;
使用した塗料はMrサーフェイサー1500のブラック。
合わせ目を処理してサフ吹き。
ここは目立つ部分なので丁寧に作業しました。
合わせ目埋めにはヒケの少ない瞬間接着剤を使うと楽です。
設計がしっかりしているので、合わせ目はあまり目立たない部分にくるようになっているようです。
しかもフロントカウルは一体成型です。
流石タミヤ。
そしてモールドされているリベットを除去して、その部分に穴を開けておきます。
研ぎ出しの際に邪魔になることと、塗装のしやすさを考慮してです。
塗装後に虫ピンやリベットパーツを取り付けます。
今回はここまで。
次の更新はカウルの塗装してオーバーコートまで終わったらでーす(>_<)
ホンダ ゴリラ
完成しました。
バイクのプラモデルには疎いので詳しいことは言えませんが、値段の割にはよくできているキットだと思います。(定価1000円)
カスタム仕様のキットですがノーマル仕様のパーツも付いているのでノーマルバージョンとしても組むことができます。
前にも書いたように、NSRの実験台として気軽に作るつもりだったのですが、思ったより時間がかかってしまいました。
実験の内容について
・カーボン風塗装(マフラーの部分)
黒を塗ってからメッシュを被せて黒鉄色を塗装。
手持ちのメッシュに目が細かいものがなかったのでちょっとオーバーな表現になってしまいました。
NSRを作るときはもっと細かいメッシュを用意しておこう。
・マフラーの焼け
シルバーの上からクリア系の塗料を塗って焼けを表現するのですが、ここはもっとオーバーにやってもよかったかな。
・金属色の塗り分け
説明書の指定を無視して、実車の写真を参考にしながら塗り分けました。
いろいろな材質で構成されているということを表現したいのです。
・ビスやナットの追加
シートやエンジンパーツなどに行っています。
ウェーブから出ているリベットパーツを使っています。
これはいいアクセントになったと思います。
・パイピング
配置は説明書通りですが、付属のチューブがやや太くてオーバースケールに感じたので別売りの細いワイヤーを使っています。
細いパーツを効果的に使うと一気に精密感が出ますね。
・ラップ塗装
これはNSRに使う予定はないのですが、ちょっとした遊びで^^;
ラップに塗料を塗りつけてそれをパーツに叩きつけてテクスチャをつけます。
これはなかなか面白い表現ができます。
ゴリラでこれだけ時間がかかるのですからNSRはどれだけ時間がかかることやら。。。